残業イメージが強いITは職種によりけりです

残業の多い業種で決まって上位にくるのがIT関連の業種です。企業によりけりですが、納期が近くなると会社に寝泊まりすることもあるそうで、こうなったら残業というより住み込みですね。IT業界と一言で言っても職種はものすごく多く、もちろん残業が少ない職種もあります。

プログラマやソフトウェアの開発部門などで仕事をしている人は納期などがあるため比較的残業が多く、運用管理系にいる人やオペレータなどは残業が少ないらしいです。しかし残業が多いからと言ってお給料にきちんと反映されているかどうかというのは、また別ものであり、こんなに残業しているのに、手当がこれだけ?という企業も少なくはない様です。
きちんと残業した分全て反映されるなら不満も最小限に抑えられるとは思いますが、月200時間から400時間残業しているのに反映されなかったら当然不満は出てきます。そこでIT企業では転職が相次ぎ、人手不足に陥る。人手不足に陥ると一人一人が負担する仕事が増え、また残業が多くなるというまさに負のループになってしまいます。それに業務上、個人に責任がかかってしまうことの多い仕事内容なので、そうなると精神的にも、肉体的にも過労がきっかけで「うつ」になる人もいて、IT業界は人材の扱い方を見直さなければなりません。しかしそんな業界でも、魅力のある仕事だと言うことは、働いている誰もが思っていることです。労働条件さえきちんとしていれば、人気も出て、人手不足になることなんてないと思います。